機構線図で示した部品の連結部の構造を具体化する。どの連結方法を採用するかは、連結部の強度や加工法、組立て条件などの各種の制約条件を考慮する。


図 部品の連結部の具体化

 上の機構線図は2つの部品を突き合わせた状態を表し、それを構造的に具体化したものが下段に示される。連結部をひとつの部品として一体化するだけでなく、軸端部の圧入、突き合せ溶接、端部のねじ込み、フランジ部のボルト締結など様々な方法が考えられる。