流れの場の中でも、吹き出し・吸い込み・渦などがない場では、等角写像ができる。等角写像とは、隣り合う流線や等ポテンシャル線の角度を同じに保ちながら、場を変形することである。有名な例は図のような、翼回りの流れの場の変換である。図の下段真ん中に示すように、中心を上にずらした円から、飛行機の翼のような、前縁は丸く、後縁は尖り、上凸になったジャコフスキーの翼に等角写像できる。翼の回りの流れも翼が変形するのと同じようにひしゃげられて、図の下段右のような流線が得られる。(参考文献:中尾政之、畑村洋太郎、服部和隆「設計のナレッジマネジメント」日刊工業新聞社)

【思考演算の説明】
流れの場は、等角写像で単純な形に変換できる。