油圧シリンダのように、パイプ(シリンダ)に蓋(ヘッド)をつける機構として、図のように、(a)パイプにフランジを付けて4本のボルトで蓋を締めるか、(b)パイプの内側に雌ねじを切って、蓋に切った雄ねじを締め込むか、(c)パイプと蓋とを突き合わせ溶接で接合するか、(d)パイプと蓋とを一体化して丸棒から削り出すか、など、いろいろな方法が考え出せる。なお、(c)と(d)はパイプと蓋との間のシールが不要になる。(参考文献:中尾政之、畑村洋太郎、服部和隆「設計のナレッジマネジメント」日刊工業新聞社)


図 機構加算の例

【思考演算の説明】
 機構を考える場合、機構を足したり引いたり、機能を掛けたり割ったりする四則演算の手法がある。機構を足したり引いたりすることは、イメージとしては簡単である。図のように、二つのものをどのような配置で足すか、または二つのものから一つを除いたらどうなるかを考える。