図1のように、コンベア上を搬送されるガラスをフォトセンサで検出し、コンベアを停止させている。ガラスの品種を変更したところ、センサが検出せず、停止しなかった。感度が大きくなる位置にセンサが固定できなかったことに加え、品種変更で反射率が異なったためである。


図 1.フォトセンサによる位置検出

 検出面での光量が反射率で変化する


図 2.各材質ごとの最適な検出距離

 白紙にて設定距離が200mmの場合。

【設計のアドバイス】
 最適な検出距離は、背景光が変化したり(たとえば窓のブラインドを下げたり)、表面に色むらが発生したり(たとえば洗浄むらが生じたり)しても大きく変化してしまう。