走行中、車両のブレーキが突然効かなくなった。調査したところ、ブレーキチューブが破断していた。図のように、ブレーキチューブの上部にあった飾りプレートが落下して、ブレーキチューブを切断したことが原因であった。対策として、ブレーキチューブの取り付け位置を変更した。


図 ブレーキチューブの破断

【設計のアドバイス】
 ある部品が壊れた損害(1次被害)が小さくても、その影響で、他の場所で大きな被害(2次被害)を生むことがある。設計時、1次被害で2次被害が発生する恐れがないかをチェックする。1985年に日本航空のジャンボが御巣鷹山で墜落した時も、それだけだったら問題なかった圧力隔壁の破裂だったが、油圧配管をすべて破壊したのでフェイタルダメージとなって墜落してしまった。