並進ケーブルの横に設置したケーブルベア内の真空ホースのながれが悪くなった。図のように、ケーブルベア内にケーブルやホースが密集し(約75%)、R部で相互に押しつぶしたためである。対策として、ケーブルベアの幅を広くし、内部に仕切板を設け、ケーブルおよびホースの配列を一列とした。


図 ケーブルベアR部でのホースのつぶれ

【設計のアドバイス】
 ケーブルベア内のケーブル・ホースは動作時の遊びを考慮する。また一般的なケーブル・ホースの屈曲半径は下記のとおり。
 ケーブルの屈曲半径≧外径×6、ホースの屈曲半径≧外径×9