カメラで撮影したところ、あっという間にフィルムがなくなってしまった。一般撮影と連写モードの切替スイッチ付きのカメラで、普段使わない連写モードに切替っていたことが原因であった。対策として、図のように、操作スイッチにロック機構を設け、不用意にモードを切替えられないようにした。


図 モード切替スイッチの対策

 ロック機能を設け、ロック解除ボタンを押さないと操作スイッチが動かないようにした。

【設計のアドバイス】
 通常使う一般機能と、たまにしか使わない特殊機能とを切替える操作スイッチでは、特殊機能への切替え側にロック機構を設ける。ロック機構が設けられない場合は、強いクリックを付ける。このように、切替スイッチは、不用意に動いても問題が少ない操作方向に倒れるように、安全側に設計する。携帯電話もカバンに入れておくと勝手にボタンが押されてしまう。何とかできないだろうか。