高速回路では、信号の立上がり/立下がり時間が、伝播遅延時間と比べて非常に小さい。したがって信号線を、分布定数回路の伝送線路として扱う必要がある。伝送線路では、反射を防ぐため、図のように、伝送線路の特性インピーダンスZ0に等しい終端抵抗RTでターミネーション(終端処理)する。

上下の図とも終端抵抗はRTで同じ。
【設計のアドバイス】
信号の立上がり/立下り時間とは信号のオン/オフからの応答時間で、全振幅の10%から90%(オフの場合は90%から10%)に変化するまでの時間をいう。また、波長に比べて無視できない大きさの応答時間を有する素子を分布定数素子といい、この素子で構成される回路を分布定数回路という。