Oリングの寸法・材質を示す。 運動用Oリングを接触する部分は、耐摩耗性を考慮し、たとえばシリンダには鋳鉄や鋼、ロッドには硬化処理した鋼を用いる（アルミニウムや黄銅のような柔らかい材質は使用しない）。表面仕上げもRmax 1.6μm以下（爪をたてて摺らせても凸凹を感じない程度）と平滑にする。なお、固定用Oリングと接触する面は、Rmax 6.3μm以下とする。Oリングを装着する時はキズが生じないように、面とりや治具が不可欠である。
