ケーブルは柔らかいものだと思って、機械の可動部に何となく接続した。しかし、可動部の往復回数が15万回を越えた頃に、その根元が断線してしまった。
1分間当り1回の繰り返し往復運動するユニットに図1のようにケーブルをぶらぶらと取り付けた。24時間連続運転するうちに、ケーブルの銅線が膨大な回数の繰り返し曲げを受け、約3カ月後に疲労破壊した。
図2のように、ケーブルベアと呼ばれるジャバラを用いて保護するとよい。
【設計のアドバイス】
配線は軽視しやすい。繰り返し曲げがかかるものには、保護をすること。