電子機器のIC(破壊耐圧500V)が破壊した。これは、電子機器に接続した時、図1の矢印のように、帯電されたDINコードから、4〜6kVの静電気が流れたことが原因であった。対策として、図2のように、外部接続端子に4.7kΩの抵抗を追加した。
【設計のアドバイス】 このような事故は機器内の静電気対策のみでは不十分である。弱電回路の外部端子は、接続されるコード類からの静電気を想定して、抵抗を追加して静電破壊耐圧を15kV以上に設定する。