ベルトコンベアで微粉体を移送する場合、ベルトコンベア乗継ぎ部で、原料の落下、衝突、機械的振動、強制空気流、などで発塵する。乗継ぎ部の発塵個所に、集塵設備がないときは、オンサイトの局所集塵機を設置し、発塵を防止する。この場合、図のように、ベルトコンベアのヘッドフード上部に集塵機を設置し、上方より集塵する。また、原料の安息角を考慮したシュート角度にすることが大切である。
【設計のアドバイス】
集塵機の開口面積はできるだけ小さくし、必要処理風量を低減する。また、処理風量は、搬送原料、ベルト幅、搬送速度などで異なるので、各ベルトコンベアにあった風量を選定する。