プッシャーやウォーキングビームのような可動体のストロークを設定する場合、一般にセンサが使われる。この時、センサのブラケットは溶接で固定せず、長穴を設けてボルトで調節できるようにする。例えば、図のように、シリンダーの前後進の範囲をセンサで設定する場合、ストローク方向に長穴の調整代を設けて、設定を容易にする。これは、将来のストローク変更にも容易に対応できる。また、センサの故障でシリンダーストローク検出できない時は、他設備の破損を防止するために、メカストッパを設けて、故障時の被害を最小限にする。


図 調整代・メカストッパを設けた構造