曲げR部には、形状変化によって応力が集中する。左図のように、R部近くまでアーク溶接すると、溶接ビード端部に応力が集中するとともに、熱影響で素材強度が低下し、早期の亀裂発生の原因となる。右図のように、溶接部位を曲げR部から離すべきである。
【思考演算の説明】 R部を避けて溶接ビード長を短くすることで、溶接ビード端部の応力集中と熱影響による材料強度の低下とを分離した。