電子回路で、電源ラインに接続する回路をスイッチングしたとき、論理回路に誤動作を引き起こした。これは、電源電圧の変動で、論理回路に許容値を超えるノイズが発生したことが原因であった。対策として、電源インピーダンスを下げることが有効である。とくに高周波の電源インピーダンスを下げるためには、図のように、パスコン(バイパスコンデンサの略称)の挿入が効果的である。なぜならば高周波電流が電源ラインでなく、コンデンサからの充放電によって供給されるので、ノイズを抑えることができる。

SSI、MSI、LSIのすぐ近くの電源VDD―GND間にパスコンを挿入する。
【設計のアドバイス】
パスコンとして、容量10μF〜200μF程度のタンタルコンデンサやセラミックコンデンサを使用する。
【思考演算の説明】
バイパスコンデンサを挿入して電源電圧に重畳するノイズを減らす。