フレームにゴムマウントされているエンジンと、フレームに固定されているマフラとの間には、その相対運動を吸収するため、図のような、フレキシブルチューブ(材質SUS304)を使用していた。ところがこのチューブに亀裂が入り、ガス洩れを発生した。部品寸法や組立誤差による初期応力に、外部負荷およびエンジンの振動による応力が加わり、それがフレキシブルチューブの高温時の許容応力を超え、疲労破壊したことが原因である。対策として、フレキシブルチューブの材質と形状を変更した。


図 フレキシブルチューブの亀裂発生とその対策

 チューブ材質を耐熱用のSUS321に変え、形状を許容変位量の大きい、蛇腹状の折り返し形状に変更した。