OA機器の筐体に取り付けられる冷却ファンでは、ファン(動翼)とガード(静翼)との間の空気流に干渉音が発生する。周波数は(ファンの回転数)×(羽根の枚数)の整数倍である。特にガードの静翼(スリットとか丸穴)が等ピッチになっていると発生しやすい。動翼の羽根数をZ1、静翼の羽根数をZ2、音波の節の数m、正の整数n1、n2とするとn1×Z1±m=±n2×Z2の関係がある。干渉音を小さくするには、ファンとガードとのすきまをδcm以上離す、静翼を丸穴にして不等ピッチにする、などの対策が有効である。

【設計のアドバイス】
歯車列でトルクを伝導するときも、40と80のように1つの歯が当たる相手の歯が特定できるような歯数は避ける。摩擦が部分的に進行して自励振動を起こす。この時は、40と79のように整数倍にしない。